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 前川 直輝

Author: 前川 直輝
最終学歴 京都大学法学部
司法修習 54期
カリフォルニア州弁護士
Maekawa国際法律事務所・代表弁護士
https://maelaw.jp/

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永遠のテーマ?~マルチタスクを止めよ~生産性の高い人が行う7つの方法
今年は年末年始あまりダラダラしなかったこともあり、正月ボケがありません。
トップスピードで動き始めていられるなと感じます。

さて、仕事が回らないよ、忙しい忙しいという人が実にたくさんいます。
私がお付き合いのある弁護士さんやクライアントは、皆一様に大変そうです。
私自身しばしばそういう状態に陥りますし、さらにあれもやらなきゃ、これもやらないと、と焦りばかりがつのり、その実、1日終わったら何を達成しただろうか、と思うことがあります。

海外のブログで、面白い記事を見つけました。

7 things Highly Productive People Do

本当に生産性の高い人たちがどういうやり方をしているだろうか、というテーマで、
原文筆者が、大手企業を顧客とするコンサルタントに意見を聞いてみたという内容です。
項目をあげてみましょう。

1.ゴールから逆算して仕事を分割してタスクにする。
誰でも、「富士山に登る」と目標を定めて、次の日に実現させるのは至難の技です。
まずは誰と行くか、登山するにはどういう設備が必要で、工程はどれほどか、何日かかるか、等色々な要素を検討し、たとえば「○○に登山靴を買いに行く」というようなタスクにしてしまうわけです。

私たちの仕事は、1日やそこらで終わるプロジェクトではありません。
裁判お願いします、と言われたら、まず最終着地点が何なのか。
それに向けてどういうプロセスが展開されるか。
準備として今何を必要としているか。

細かい話なら、訴状を出すという目標を立てたとして、印紙は貼るし、委任状も必要、不動産が対象なら登記簿謄本だけでなく固定資産税評価証明書も必要、といった具合に、具体的に一つずつやるべきことを洗い出すことです。
そうすると、とんでもない大事件でも、実は一つずつはさして難しい作業ではないし、多くの場合、自分以外のスタッフが処理できる事柄で、かつ自分が着手する前に指示しておけば処理できることだとわかります。

特に新人のころは何もかもが嵐のようにやってくるような印象でしたが、結局何を目的に取り組んでいるのかを意識することで効率がとてもよくなったと思います。

2.マルチタスクをやめる。
訴訟1件、交渉1件という具合に、今受任しているのが1件だけという弁護士はいないでしょう。
普通は10件、20件とたくさんこなしているはずです。
すべて同時に進行していますし、そのどれもが大事な案件ですから、気になって仕方ありません。
しかし、人間が集中できるのは常に一つの事柄のはずですし、漠然と気が散っている状態であるからといって、他の件も一気に片付くわけでもありません。
1で書いたように、まず仕事の全体像を把握し、仕事を細かく分割して、他に任せるべきことを頼んでから、自分がやらねばならないことだけに、一つずつ集中していくことでしょう。

3.気が散る要素を排除する。
私の場合、スピーディにこなそうという意識はありますが、徐々に遅れていく傾向にあります。それはあれもこれも、と思うことが多いからだと思います。
案件が複数ある上、電話が入ったり、メールが来たり、スタッフが打ち合わせに来たり。
特にデイタイムに集中する環境を作ろうと思うのは至難の技です。
細切れの時間を有効活用して、というのはよく言われることですが、なかなか難しい。

それならいっそのこと、時間をブロックして、絶対にその間は電話もとりつがない、という方法をとることは、弁護士の場合なら可能ではないでしょうか。
私はそこまで勇気がもてないので、完全に外部からの連絡をシャットアウトすることができていないですが、本当に集中が必要な事案では何度かやって、うまくいったことがあります。

4.メールチェックをスケジュール化する。
メールも、強迫観念ゆえ、こまめにチェックしてしまいますよね。
迅速に対応しよう、という意識は大事ですが、本当に時間単位で緊急性があることであれば、電子メールだけポンと送るということはしないでしょう。
最近、極力朝、ランチの後、15時、夕方と分けるようにしています。本当はもっと減らしたほうがよいでしょうが、機会損失に対する恐怖がぬぐい去れません。肝っ玉が小さいのでしょうね。。。

5.電話を使う。
わかりにくいと思うのですが、原文では、メールで何どもやりとりを重ねて、リプライが長くなってしまうくらいなら、先に電話をして一気に解決してしまいなさい、ということです。
メールは便利なようでいて、連絡のテーマによっては逆効果だったり、誤解をうむこともあります。
いつ電話をして、いつメールで済ませるか、のバランスがとれている人というのはなかなかいないように思います。人それぞれの間合いというのもあります。ただ、感覚がぴたっと一致するお客さんとは、本当に気持ちよく仕事ができるように思います。
そんなこと電話してこないでほしい、とか、逆に、こういうことは電話で話して欲しいとか、いうことはみなさんも多いと思います。

6.自分自身の計画に沿って仕事をする。
周りに振り回されていては、その場その場の場当たり的な処理になってしまって、自分自身の満足のいくパフォーマンスができなくなります。
日々の仕事に限らず、自分が人生で唯一の指揮者なんだという覚悟をもって、何にどれだけ時間をさく、何をして、何をやらないか、今日一日の行動予定をどうする、といったことを能動的に考えて実行に移すことです。

私が最近気を付けていることは、余裕を見ておくということです。以前は分単位できっちり予定を作っていたこともありましたが、例えば新しい相談が入ったという場合、せっかく予定していたことが翌日以降になったのでは、心理的に何となくハードルがあがるような気がします。
毎日できる最低限の目標を定めて、もし余力があれば他のこともやる、というくらいでちょうどバランスがよいように思います。ただ、これは人によるでしょうね。めいっぱい高めの設定をしてがむしゃらにするんだというタイプなら、それもよしです。

7.60分から90分のインターバルで働く
私もしばしばタイマーを設定して、時間がたったら、きりのいいところまでやろう、ではなくて、必ずいったん席から立ち上がるようにしています。休息は無駄ではなく、うまく挟めば生産性を高めます。
本当はこのまま続けたい、と思いながら休憩をとると、あまり意識しなくても考えがまとまったり、新たな視点が思いつくということはしばしば体験します。
席をたってお茶を飲む、伸びをするというのだけでも、実際には良い効果があると思います。


弁護士のなかには、よくもまあそれだけ仕事ができるなぁと思う人がいます。
ひとつは夜も朝もなく只管時間をかけている場合。多くの弁護士の就労時間が長いのは、物理的にやるべきことが多いということもあるでしょうが、どこか段取りの改善が十分でないことがあるように思います。
もうひとつは、全く忙しない感じがないのに、なぜか成果が上がっている場合。何人か、絶対に忙しいなんて言わないし、余裕があるように見えるのに、すごい件数を迅速にこなしているという知り合い、先輩がいます。
時間の配分の仕方、周りのスタッフの使い方が上手であるといった、それぞれの特性が見受けられるように思いますし、少しでもマネしていこうと意識しています。
やはり仕事に追い立てられるのではなく、自分で人生の優先順位を付けられるようにしたいものです。

年末年始、せっかく整理整頓はできて、1月も半ばにきていますが、きちんと維持できています。
次は、仕事の段取り術の改善だなと意識をしています。
色々試していることはありますが、もし恒常的にうまく行き出したら、ご紹介したいと思います。
まずはお待たせしている件を一つずつクリアしないと。。。
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節電と健康~無理はしないで
九州では梅雨明けという話もありますが、とにかく暑い日が続きます。
週末は雨だという予報でしたが、結局それ以降雨が降っていません。
電気はないわ、水不足だわというのでは目も当てられませんので、適度に雨は降ってもらわないと困りますね。

さて、今年は原発問題から節電要請が電力会社・政府から出ています。
10%、15%という数字が出ていますが、それがどの程度なのか、考えないといけません。
雰囲気だけで、節約しなきゃ、というのは時として危険だと思うのです。

日本国内の電力消費量の中で、大半は産業部門が消費していますが、家庭でも4分の1程度を占めています。
消費電力が一番大きいとされているのはエアコンで、4分の1ほど。
続いて冷蔵庫と照明器具が16%、テレビが10%という順だそうです。

産業部門で節約、といっても、技術的な限界がありますし、今年の地震を受けてというタイミングではこの夏には間に合わないと見るのが穏当でしょう。
大手企業の中には週に何日かラインを止めるという話もありますが、中小企業がそんなことできるはずがありません。
ただし、省エネ対策は温暖化問題とも関連して今に始まったことではありませんから、従来から努力してきた企業は今後そのノウハウを他社と共有してもらいたいと思います。

我々が家庭や職場で努力できることはなんだろうか、というと、エアコンの温度設定を一度上げるとか、朝晩は窓を開けてエアコンを止めるとかいう感じでしょう。
やはり一番消費量が多いのがエアコンだそうですから、その稼働時間を半分にするだけで、10%を超える節電になるようです。
ただ、これには落とし穴があって、単純に節電すればいいという問題ではありません。無駄遣いやつけっぱなしは論外ですが、お子さんや病気の人、お年寄りといった身体の弱い人については、温度調節の負担も無視できません。ビニールハウスで作業中に熱射病になった、家庭でエアコンを我慢して止めていたら熱射病になって亡くなった、という事例はあとを絶ちません。
節電というのはできる範囲でやるべきもので、何も健康や生命を犠牲にするまでの必要はありません。
一番暑い時期に家にいなければならないというのであれば、エアコンを付けるようにして欲しいです。

我が家の工夫ですが、朝晩は極力窓を開けて風を通し、扇風機を回してエアコンはつけないようにしています。
これから熱帯夜などが続くとどうなるか分かりませんが、今のところはこれでしのげています。
風呂に入ってねるまでの間は、あんまり汗をかいては不快で睡眠も浅くなるので、温度を少し上げてつけるようにしています。
それとテレビというのは、機械自体がものすごく熱を発しているので、基本的には付けないようにしています。
テレビを見る場合は、録画しているものをCMを飛ばしてさっと見て、また消すというような工夫をしています。
それだけでも朝晩は随分と過ごしやすいと思います。

もう一つ、薄着をするというのも重要で、クールビズ、スーパークールビズは励行したいですね。
私もそのうち短パンにトライしてみようと思います。
裁判所もスーパークールビズを推奨しているようですが、法廷は黒い法服を着なければならないそうで、なんだかなぁという感想を持っています。法廷が一番広く、暑いんですけれどねぇ。。。

それぞれができる範囲でやるべきこと、それが節電や省エネです。
身体に無理が来たり、必要以上に効率が悪くなるようでは本末転倒です。
照明を消すとか蛍光灯の本数を減らすといいますが、それで視力が下がったり、姿勢が悪くなって肩がこったりするリスクを考えにいれているのでしょうか。何事も物事には限度というものがあるように思います。
むしろ、電車のガンガンに冷えている冷房ですとか、地下街に無駄に寒いくらいの冷房を消したり高い温度にするという方がよっぽど意味のあることではないかと思います。

震災がきっかけではありますが、エネルギー利用について各自が考える良いきっかけになったと思い、プラスに考えていきたいですね。
実名or匿名?~フェイスブックの利用
今日は午後尋問でした。
有利な事情ばかりではない事案でしたが、主尋問は守りきり、反対尋問はかなり成功した部類ではなかったかと思います。準備がすべてだといいますけれど、やはり経験や、一般知識、常識、場合によっては多少の科学的な知識も必要だったと思います。相当頭が疲弊していますが、裁判所の心証も明らかにしてもらいましたから、達成感はありますね。

さて、今日嬉しかったもう一つのことは、長らく連絡をとっていない友人と、フェイスブックとつながることができたことです。関東や九州方面は、人にもよるのでしょうが、私の場合顧客層や、不況による出張(費)の制限によって、ほとんど関西圏外に出ることがなくなりました。休みがとれてもすぐに海外に出てしまうので、案外と日本国内の友人と触れ合う機会が少ないものです。

フェイスブックは、実情報をもとに、名前や会社名、出身校などを登録し、公開するので、検索がしやすく、同一人物であることの確認がしやすいので、安心してつながることができます。
友達かもしれない人物の紹介という便利な機能があって、自分が既に友達登録している友人が、他の人と友達登録した場合、共通の友達がいるからこの人もあなたの知り合いではないですか、という提案をしてくれるのです。
そんなに多くの共通の知人がいるわけではなく、大半はランダムで、知らない人ばかりなのですが、弁護士をやっていると、共通の同年代の知り合いとつながることも多くなります。

特に司法研修所時代の同期の人たちというのは、大切な関係なのですが、全国に、場合によっては海外にまで散らばっているので、なかなか全員と繋がり続けるというのが難しいのです。今年9月に全体が会同する機会があるというのは先に投稿したとおりですが、そういうことでもないとなかなか集まらない。
フェイスブックでは、それが時間場所を問わず、ぱっとつながるわけで、便利になったものだと思います。

日本では、2chとか、mixiといった、匿名で投稿し参加できるリソースに人気があり、現在も人気があります。
フェイスブックの実名主義は、これと真っ向から対立する概念で、我が国では抵抗があるのではないか、という話があります。
一般的にも、インターネットって怖いもの、特に個人情報を公にするのがどうか、というような心配をもつことは、別におかしいことではないと思います。
しかし、実際の情報を登録した上で、どの情報を誰にどこまで開示するのか、についてはかなり細かく設定ができます。名前を出すだけでは、例えばどこの前川さんだか、普通の苗字の人は分かりにくいですよね。それが、男性だとか、弁護士だとか、大阪で事務所やっているとか、どこの大学、高校出身だとか、出身地とか、そういう周辺情報ではじめて特定が可能になります。あまりに推知しにくい公開情報ではおそらく意味がないですが、どうしても気になるのなら、あくまで実社会で知り合いの人たちだけに、自分のフェイスブックのアカウントを告げて、公開情報はほとんどない状態にすることも可能です。

確かに、フェイスブックという会社に情報を預けることにはなりますから、その点のリスクは気になります。
しかし、公共サービスの会社や、大きな企業でも、個人情報の漏洩リスクはたくさんあり、そこは各自が自分で管理するしかない領域になりつつあります。パスワードやアカウントを工夫することで、かなり防ぐこともできるでしょう。例えばメールを使う人は、常にウェブ上で何らかの情報(パスワードやアカウント情報)を提供し続けていることになりますが、どんなにウイルス等の対策をしたところで絶対ということはありません。
そうすると、予め情報を扱うことが主力のサービスで、セキュリティに相当な警戒がされていることが期待されている場合に、これを利用しないというのは、些か警戒感が強すぎるかもしれません。
それほど強い理由がないのに、人脈や知識が広がるツールを使わないのは、なんともったいないことか、と思います。

私は海外の友人がそこそこいますし、日本在住の外国人の友人知人も多く、この日本語のブログでは情報提供に限界があると感じていましたから、フェイスブックのようなサービスは、かなり活用できると思います。
特に、フリーランスで独立自営の仕事をしている場合は、組織に頼ることができませんから、人とのつながりが命です。人間、時間や動ける場所に限りがある以上、何らかのツールで他の人や団体とつながる機会を作ることは、現在必須のスキルだと思います。例えば、ソクドクのような弁護士で登録後すぐに独立したような人は、事前に個人的に各種サービスの登録しておくのが賢明でしょう。

注意を要するのは、登録しさえすればよい、というものではないということです。普通の人間関係でもそうですが、ギブアンドテイクです。便利な情報を入手してばかりで、自分から何か情報を提供できない人は、関係性の維持においてもマイナスだと思います。自分の人となりをしってもらうためにも、ちょっとでよいから情報発信をするのがマナーだろうし、有益だと思います。
そして、ブログでも、他のサービスでも、一定期間継続している、ということ自体に価値があるということです。
フェイスブックに登録しさえすれば、友人が増え、仕事がじゃんじゃん舞い込んでくる、というものでないのは当然です。どのような領域でも、信用を築くには、時間がかかること、そのためには継続的な努力が必要だということを、十分理解する必要があるでしょう。

そう考えると、実名主義であるからこそ、地道な活動が報われる世界になるのではないかと思います。
関わり方が、実社会のそれと、かなり似通ってくると思われるからです。
2chの良さも理解はしているつもりですが、やはり責任をもった発言は、自分を晒すことが基本ではないかと思います。発言に慎重さも生まれるし、その積み重ねによって新しい思想、考え方、モノが出来上がるのではないかと思います。顔が見えない、ということは、こういう仕事をしているからかもしれませんが、他人を攻撃するのには便利ですが、自分を守るには不利で、正直者がバカを見ることも多いような気がしています。
ネットで人格、名誉が傷つけられた、という相談は後を絶たないし、いろんなサイトを見ればみるほど、人間はこれほどまでに攻撃的で、無責任になれるのか、と残念に思うことが多いです。
そして、匿名だけれども節度をもって責任のある発言や関わり方をしている人が多くいるにも関わらず、その他の無法な人たちによって弊害が加速度的に大きくなってきているように思います。

フェイスブックは、これまでの日本のサービスの状況からすると、かなり異質なのかもしれませんが、徐々に浸透してきているという実感が私にもあります。
とりあえず情報の流し方に注意しつつ、登録して使ってみる、というのでも十分だと思います。
このブログを読むことが出来ている人は、フェイスブックのアカウントを登録することができる人たちだと思います。実名晒してまでお前と繋がりたくないわ、という人は気にしないでいただきたいですが、もしもう少し立ち入った話や議論がしたい、という人は、一度お試し頂ければと思います。お金もかかりませんからね。
友達申請があったら、基本的にOKしていますから、お気軽にどうぞ。

なお、知り合いの中には、まったくネットに関わろうとしない人、携帯電話すら持たない人もいます。
支払いも現金、連絡があるなら手紙を書く、ファックスを流す、固定電話でやりとりして待ち合わせればいいじゃないか、という人です。これはこれで、一本筋が通っていて、私はあまり時代遅れだとも思いません。
究極の意味で時代の最先端かもしれません。主義主張がきちんとあって、自分で主体的に物事をかんがられている人は、どんな形であれ尊敬できるものです。
中途半端な知識で、他人のふんどしで相撲をとっているタイプが、一番しんどいなと思います。
震災に対する意見もそう。原発事故に対する意見もそう。政治状況や社会問題に関する意見も同じで、少し注意深くなれば、いかにマスコミが真実を報道せず、政府や大企業が情報を隠し、有識者が有識でないか、がわかると思います。

私自身も、無責任にならないよう、まずは自己研鑽を続けながら、有益な情報を提供し、批判的な意見も含めて謙虚に拝聴し、関わり合いを深めていければと思っています。

経済の活性化~百貨店の変容
今日は良い天気でした。
カーディガンを着て家を出たのですが、汗ばむくらいの陽気でした。

JR大阪駅に降り立ったら、すごい人の数。
不況だ、自粛だという世の中で、いくら連休中で良い天気だからって、何なんだと思ったら、JR大阪三越伊勢丹と、ラクアという商業施設が相次いで本日オープンだったようです。
昼前に通りかかりましたが、ものすごい人でした。

人の数が多すぎるのと、ヨドバシ梅田など他の施設に向かう導線とも共通で危険なのでしょう、入場制限を実施し、警備員が多数出ていました。
整理はされていましたが、ちょっと暑いくらいなのと、長蛇の列や人混みのストレスを感じたので、閉店間際に再訪しました。
あまり見て回る余裕はなかったですが、JR大阪の駅に沿って細長く、ワンフロアが大きい印象でした。
新しい店も多く、活気があり、明るい雰囲気で、みずみずしさを感じました。

大阪は、昔から大阪・梅田界隈のキタと、難波・心斎橋あたりのミナミとで文化・経済圏がわかれ、競い合うような状況でした。
キタには、大丸梅田、阪急、阪神があり、ミナミにはそごう、大丸、高島屋がありました。
他の店舗も、キタとミナミでは何となく雰囲気、テイストが違う様に感じられ、それぞれになかなか面白い感じがしています。

百貨店というと、私が子供のころは、それこそ正装して「きばって」出かける場所でした。
高級なお店が多く、たとえば入学式とか、受験合格とか、特別なイベントでもないと、連れて行ってもらえない場所というイメージでした。
売っている服なども単価が高いし、レストランもおいしい代わりに少し高めという感じで、たくさん頼もうとするとたしなめられるようなこともあったかな。
大人になって、仕事を始めて、一人で行くようになっても、ずっと緊張していたものです。

ところが、大型店舗も多様化し、特に経済がデフレに向かい、インターネットなどの技術が発達すると、百貨店そのものの価値が乏しくなってきます。大阪でここ数年のニュースは、そごう心斎橋店の民事再生申立で、現在は大丸心斎橋店として統合されています。
試しに日本百貨店協会の統計を見てみますと、近畿圏の百貨店の売上げは、2006年は2508億円だったのが、2010年は2089億円で、400億円以上減少しています。
ただでさえ限られたパイが、2割近くも縮小しているとなると、各社とも経営環境が厳しさを増すのは当たり前でしょう。

JR大阪の北側ヤードは近年再開発が進んでおり、経済の活性化を図ろうと取り組まれています。
5月4日の新装オープンは、このご時世に大変活気付いていいことだと思います。
しかし、先に述べたように、キタには既に3つも百貨店があるというのに、4つめ、5つめができたとして、どこまで枠が広がるのか、心配でもあります。
そして、不動産や人件費など固定経費が大きい業態なだけに、そごう心斎橋と同じように、倒産やそこまで至らないにしても合従連衡が進むのではないかと思います。
阪急と阪神は統合の方向性で、関西人にとっては本当に大丈夫かいな、と思うほどのなりふり構わない経営努力です(百貨店だけではないですけれども)。
結果資本力が強く、設備投資が続けられる強者が生き残る、という方向性なのか、そう考えると、JR大阪に直結する百貨店は、とんでもなく強みがあるのではないかと思うのですが、どうでしょうか。

人混みに圧倒されて、事務所に向かう途中、やや古いビルの並びではあるけれども、しっかりとした生地で作られていそうなテーラーなどを見かけました。こういうお店は、スケールメリット、価格競争で勝とうという方向性とは真逆だと思います。この店だからこそ得られる付加価値というものがあるのだろうと思います。

百貨店どうしや、百貨店と小規模店舗との競合を考えるとき、法律事務所も同じ状況だなという思いをつよくします。
1人、2人の弁護士が所属する事務所が過半の我が国ですが、徐々に合併、統合、解散といった問題が現実化しています。当事務所のような小規模事務所は、価格競争などでは勝てませんし、そこで勝とうというのでは長続きはしないでしょう。弁護士、法律事務所というものが何を売りにしているのか、信頼や、安心、納得といった目に見えない価値や、それを支える各弁護士やスタッフの人格というものに、魅力が宿るよう精進していきたいと思います。
まずいランチ~サービスの基本
今日は昼からは生憎の雨。
それでも神戸で出歩いているときには晴れていましたので、気分良くランチにでかけました。

神戸の駅近くのとあるお店。
地下ですが、自分の好物の穴子丼がメニューにあったので、時間も急いていたのものあって、さっと入りました。
12時の少し前で混み出す直前、席にはありつけて、すぐに注文しました。

穴子丼が出てきました。小さなお味噌汁とお漬物付きで780円。
パッと見、穴子が薄っぺらい。まあランチだしねぇ、と思いつつ、あまりに早く出てきたので不安を覚えながら食したら、生臭い。もちろん加工されているのでしょうが、管理が悪いのか、ネタがよくないのか、匂いではなく臭いがしました。

うーむ、と思いながら横を見ると、次に入ってきたサラリーマン2人組が隣席に。
ぷはぷはタバコ吸い出しました。
地下の店で、入口で昼間からタバコ座れたら、逃げ場がありませんよね。
確かによく見れば灰皿はおいてありましたが、まさから昼間から喫煙自由って、今時そりゃあないだろうと思います。
あんまりだったので、途中で残してそそくさと店を出ました。

ランチでは1.味、2.スピード、3.店の雰囲気を重視します。
サービスとして、スピードはあったんですよね。さっと出てきた。
でもそれは昼どきのお店としては普通のことになってしまいます。
それに加えて料理を出しているんですから、おいしくないといけないし、外食なんですからおいしく食べられるような環境を整備しなければならない。
ついでにいうと、スタッフが結構な数いましたが、私語をしていて、賑やかなのはいいですが、何曜日にはどんものが出るとか、中には愚痴に近いような話まで、おばさんから若い兄ちゃんまでぺちゃくちゃ。それは活気があるとはいわず、不快なだけ。
味と雰囲気は、落第でした。

おそらく立地だけで得をしているようなお店なのだろうなと、合点が行きました。
このブログで、弁護士は人柄も大事だ、一般教養でも研鑽をつもう、情報発信が必要だという話をよく書いていますけれども、今日の体験から、そんなことより、食事なら食べておいしいことが大事だということが痛感されました。
我々だって、スピードは大事ですけれども、とにかく弁護活動の中身が何より大事なわけです。
中身についてブログでは書けることがないから(守秘義務が解除されるケースはほとんどないし、「うまい」「まずい」の評価は、具体的な事案やその処理に触れないでは不可能だからです)、その周辺の事情を取り上げているに過ぎません。

いろんな方が読んでいるでしょうけれども、少なくとも同業の人に対しては、あまり浮き足立たず、まずは地道に仕事を丁寧にすることが大事だと、いまさらですが強調したいですね。
民事事件なら民法や民事訴訟法といった基礎法、刑事事件では刑法、刑事訴訟法・規則が重要で、何度見返しても足りないくらいです。知的財産だ、渉外だ、裁判員裁判だと物珍しく、華やかな印象がある仕事をする上でも、基本が重要です。
こういう不安定な、先行きの見えない時代であるからこそ、ぶれずに、基礎を固めることがとても大切で、困難に直面しても動じず、適切な対処ができるのだろうと思います。

そういえば、最近、恩師である佐藤幸治先生の憲法に関する書籍が新刊されたようですね。
日本国憲法は、あらゆる法律の基礎であり、法律家としての思想が問われる法ですから、基礎を固める上でも連休に読破してみようかなと考えているところです。


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