FC2 Blog Ranking 前川弁護士blog 2009年07月
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 前川 直輝

Author: 前川 直輝
最終学歴 京都大学法学部
司法修習 54期
カリフォルニア州弁護士
Maekawa国際法律事務所・代表弁護士
https://maelaw.jp/

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現場主義
今日は事案の関係で、とある場所に現地調査に行ってきました。
何かの請求をするにしても、どんな店構えか、どんなところに住んでいるかを確認することが重要なケースがあります。
どんな件でもするのではとてもしんどいですし、遠方のこともあるので、依頼者の方にやってもらうことが多いですが、さほど遠方でないとか、是非とも確認しておいた方がよいというときは、迷わず行くようにしています。

新人のころですが、とある事件で、未だ時間の余裕もあったので、現場に行ったことがあります。
詳細に依頼者から資料を受領していましたし、それで不足していたわけではないのですが、相手方が相当な勢いで反論してきたので、何か決定打が欲しいと思っていたら、その当時指導してもらっていた先輩から示唆を受けたのです。
すると、これまた何がということは言えないのですが、相手の主張どおりだとすれば、これが絶対に違う、整合しない、といえるものを確認できたのです。図面や写真からでは分からないことはたくさんあります。
最近は忙しいとか、面倒くさいといって敬遠したくなるのですが、そんな怠け心を隅に追いやって、現場に行くようにしています。

上に書いたように、決定的な材料を入手できることなど、そうそう多くはありません。しかし、それでも近所の人でなければ分からない雰囲気のようなものは感じられますし、書面からはかぎ取れないにおいのようなものがあるのは確かです。それらが主張の検討や、反対尋問で有効になっていくことにつながります。自分は、そういうにおいを嗅ぐのが好きでもあり、無味乾燥に思える紛争が生々しさを帯びてくるという意味で、十分価値があると思っています。

既にブログで何度か紹介した無罪事件のケースでも、受任していた弁護士が皆現場をまわり、その中から色々な証拠や事実関係が発見されました。
踊る大捜査線での主人公の名せりふがありますが、現場が大事なのは何も警察官だけではありません。弁護士だって、現場が大事です。

とはいえ、間違ったことをしているわけではないですが、カメラなどで変なところで撮影をしたりしていると、不審者だといわんばかりの視線を浴びることがしばしばで、ちょっとどぎまぎします。
探偵業や調査会社のような仕事は、肝の小さい自分には向いていないということも、毎回思います。


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