先日、旧来お世話になってきました顧問先の方が退任されるとのことで、挨拶に見えられました。
役付けになられ、立派な地位にありますのに、半分くらいの年の弁護士のもとに挨拶に来て頂けるのは、何とも恐縮してしまいます。
その顧問先は独立開業してから正式に契約したのですが、その方はその前から、勤務弁護士時代の私のもとに最初に相談に来て頂いていました。
私が最初にお渡しした経歴書などを持参されていて、年の経つのは誠に早いものだと思いました。

最初は社内の関係者の知り合いの方からのご相談だったり、会社のちょっと変わったご相談があって、そこから一所懸命に対応してきて、今のおつきあいになっています。
会社の行き先については、憂慮されているところもあるようですが、後輩の方たちは皆優秀ですし、私も精一杯サポートできればと思っています。

その方との出会いがなければ、今のその会社とのおつきあいはなかったともいえます。
人間の出会い、縁というものについては、何度となく触れていますが、あらためて色々な方に支えられ、つながってきたのだなと、ただ感謝の念でいっぱいです。