FC2 Blog Ranking 前川弁護士blog 2013年05月
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 前川 直輝

Author: 前川 直輝
最終学歴 京都大学法学部
司法修習 54期
カリフォルニア州弁護士
Maekawa国際法律事務所・代表弁護士
https://maelaw.jp/

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ネクタイとのお別れ・モノと思い出と。
クールビズの時期に入り、5月だというのに早くも30度を超える日もあって、上着を羽織らずに出かけることも増えて来ました。
ある朝、お気に入りのネクタイをして出掛けようとしたら、生地がほつれているのに妻が気が付いてくれて、もうそれは使えないね、ということになりました。

このネクタイ、私が大学に入学した時に買ってもらって以来、さまざまな場面で一緒にいてくれた「相棒」でした。

大学に合格した時に祖父母が喜んでくれて、近所の紳士服チェーンに出かけ、色々試着して気恥ずかしくも嬉しくあったのが思い出されます。

所属していた京都大学ESSでは、演壇に上がったり、他の大学と議論・討論する場面で、スーツ着用がルールでした。
もちろんその時には一着を使い回していましたから、このネクタイを付けて緊張の弁論大会に出掛けたり、関東・関西の各地に出向いたり、部長をした時は先輩や来客の前で挨拶したり、ほとんど一緒にいたものでした。

司法試験では当時関東で最終の口頭試問がありました。その時も一週間泊りがけで、今の妻にもう帰りたいと泣き言を言いながら、必死になって回答する場所に常に一緒にいました。

司法修習生でも、スーツで活動するのが基本となり、就職活動など人生の岐路に立ちあってくれました。

弁護士になってからは、多少本数は増えましたが、ここぞという尋問や交渉の時には、このネクタイを自然と着けていました。

自分が体験した困難や喜びのそばに、このネクタイがあったような印象です。身体が思いのほかデカくなったので、スーツなどは早々に使えなくなりましたが、このネクタイは、およそ20年、今までよく頑張ってくれました。ゴミ箱にいれるときに、少々感傷的になって、ここで書いたような出来事に一瞬思いを巡らせました。

ネクタイは正装するためのものなので、ダメになったら捨てないといけません。愛着があるからと言って、ボロボロになったものを身につけていられないですからね。
でも、それだけ一緒にいてくれた衣類というのは他になく、自分の初心が詰まった象徴でもありました。モノを捨てても、心は捨てず、日々の雑事の中でも自分にとって大事なものを思い起こすようにしたいものです。

コレクションの癖はないですし、モノが増えるのは好きでないのですが、例えば依頼者から事件終了後に頂いたお礼のお手紙などは持っておいて、たまに眺めたりしています。
モノが大切なのではありませんが、そこに染み付いた情景のようなものは、いつまでも大切にしたいなと思います。

皆さんも、長く使っているもの、身につけているもので愛着のあるものがありませんか?
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