FC2 Blog Ranking 前川弁護士blog 2015年06月
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 前川 直輝

Author: 前川 直輝
最終学歴 京都大学法学部
司法修習 54期
カリフォルニア州弁護士
Maekawa国際法律事務所・代表弁護士
https://maelaw.jp/

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答案の長さ?〜カリフォルニア州司法試験のスコアと文章量の関係
引き続きマニアックな、カリフォルニア州司法試験の話です。8月以降は本業にまつわる記事もアップしますので、お許し下さい。

答案が送付されて確認すると、Word Countとあって単語数が記載されているんですね。
これがどうして付いているのかは不明ですが、これまたスコアと関係付けると面白い発見がありました。

Essayのスコア(最終)と各答案の単語数を並べてみましょう。

Essay1-Contracts -67.5  =1114
Essay2-Real Property-60.0 =1033
Essay3-Civil Pro(Fed) -62.5 = 568
Essay4-Remedies -52.5  = 864
Essay5-Corporation -65.0 =1028
Essay6-Wills/Trusts -65.0 =1166

結論を先に言うと、「たくさん書いたから点数が付く分けではない」ということです。
当たり前のことですが、いろんな噂も出ているようなので参考情報として提供しておきます。

確かに、先の投稿で書いたように、あてはめで理由付けを考えて丁寧に論述しようとすれば、自ずと単語を重ねなければいけませんから、その意味である程度の合格答案を書こうとすれば、長さは必要かもしれません。
ただ、試験ですから時間切れになることもあれば、検討に時間がかかって書く時間が減ったり、はたまた大いなる勘違いに気がついて途中で位置から書き始めるとか(日本の司法試験で味わいました・・・)、何らか時間的制約が高まる事情はありえます。
そういうときに、ポイントをきちんと捉えて、最低限度のことさけ書けばなんとか守れる、という自信を持てていれば、少しは冷静になれるのではないか、と思うのです。

Essay Q3なんて、568単語ですよ?大学入試のちょっとした英作文くらいです。
ページ数でいえば2ページ半。確かに今回のCivil Procedureは知識が少し反映される問題であったということはありますが、それでも62.5があれば取り敢えず守れてはいるでしょう。
Q2で1000語を超えて書いてそれより低いスコアですから、効率の悪さでいえば残念過ぎますよね。

Graderたちは延々と似たような答案を読まされます。6割くらいは不合格のレベルですから、おそらくはかなりツマラナイ作業です。1通採点しても数百円。やってられないですよね。
そんな中、簡にして要を得た答案が出てきたら、それだけで負担が軽い。もちろん加点は望めませんが、私の体験上、スコア60を超えることは十分可能です。特に非母語者で、海外在住の受験生からすれば、量が書けないことのコンプレックスが大きいのではないかと思います。

ですから、慌てず騒がず、淡々と準備を進め、粛々と答案を書くことです。
一発勝負、でも3日間ある試験で、飛び込み受験生は異国で滞在する孤独感もありますから、メンタルは本当に大事です。私の拙い経験ですし、恥ずかしい語数だとは思いますが、逆の意味で自信やお守りにしていただければ幸いです。
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