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 前川 直輝

Author: 前川 直輝
最終学歴 京都大学法学部
司法修習 54期
カリフォルニア州弁護士
Maekawa国際法律事務所・代表弁護士
https://maelaw.jp/

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実名or匿名?~フェイスブックの利用
今日は午後尋問でした。
有利な事情ばかりではない事案でしたが、主尋問は守りきり、反対尋問はかなり成功した部類ではなかったかと思います。準備がすべてだといいますけれど、やはり経験や、一般知識、常識、場合によっては多少の科学的な知識も必要だったと思います。相当頭が疲弊していますが、裁判所の心証も明らかにしてもらいましたから、達成感はありますね。

さて、今日嬉しかったもう一つのことは、長らく連絡をとっていない友人と、フェイスブックとつながることができたことです。関東や九州方面は、人にもよるのでしょうが、私の場合顧客層や、不況による出張(費)の制限によって、ほとんど関西圏外に出ることがなくなりました。休みがとれてもすぐに海外に出てしまうので、案外と日本国内の友人と触れ合う機会が少ないものです。

フェイスブックは、実情報をもとに、名前や会社名、出身校などを登録し、公開するので、検索がしやすく、同一人物であることの確認がしやすいので、安心してつながることができます。
友達かもしれない人物の紹介という便利な機能があって、自分が既に友達登録している友人が、他の人と友達登録した場合、共通の友達がいるからこの人もあなたの知り合いではないですか、という提案をしてくれるのです。
そんなに多くの共通の知人がいるわけではなく、大半はランダムで、知らない人ばかりなのですが、弁護士をやっていると、共通の同年代の知り合いとつながることも多くなります。

特に司法研修所時代の同期の人たちというのは、大切な関係なのですが、全国に、場合によっては海外にまで散らばっているので、なかなか全員と繋がり続けるというのが難しいのです。今年9月に全体が会同する機会があるというのは先に投稿したとおりですが、そういうことでもないとなかなか集まらない。
フェイスブックでは、それが時間場所を問わず、ぱっとつながるわけで、便利になったものだと思います。

日本では、2chとか、mixiといった、匿名で投稿し参加できるリソースに人気があり、現在も人気があります。
フェイスブックの実名主義は、これと真っ向から対立する概念で、我が国では抵抗があるのではないか、という話があります。
一般的にも、インターネットって怖いもの、特に個人情報を公にするのがどうか、というような心配をもつことは、別におかしいことではないと思います。
しかし、実際の情報を登録した上で、どの情報を誰にどこまで開示するのか、についてはかなり細かく設定ができます。名前を出すだけでは、例えばどこの前川さんだか、普通の苗字の人は分かりにくいですよね。それが、男性だとか、弁護士だとか、大阪で事務所やっているとか、どこの大学、高校出身だとか、出身地とか、そういう周辺情報ではじめて特定が可能になります。あまりに推知しにくい公開情報ではおそらく意味がないですが、どうしても気になるのなら、あくまで実社会で知り合いの人たちだけに、自分のフェイスブックのアカウントを告げて、公開情報はほとんどない状態にすることも可能です。

確かに、フェイスブックという会社に情報を預けることにはなりますから、その点のリスクは気になります。
しかし、公共サービスの会社や、大きな企業でも、個人情報の漏洩リスクはたくさんあり、そこは各自が自分で管理するしかない領域になりつつあります。パスワードやアカウントを工夫することで、かなり防ぐこともできるでしょう。例えばメールを使う人は、常にウェブ上で何らかの情報(パスワードやアカウント情報)を提供し続けていることになりますが、どんなにウイルス等の対策をしたところで絶対ということはありません。
そうすると、予め情報を扱うことが主力のサービスで、セキュリティに相当な警戒がされていることが期待されている場合に、これを利用しないというのは、些か警戒感が強すぎるかもしれません。
それほど強い理由がないのに、人脈や知識が広がるツールを使わないのは、なんともったいないことか、と思います。

私は海外の友人がそこそこいますし、日本在住の外国人の友人知人も多く、この日本語のブログでは情報提供に限界があると感じていましたから、フェイスブックのようなサービスは、かなり活用できると思います。
特に、フリーランスで独立自営の仕事をしている場合は、組織に頼ることができませんから、人とのつながりが命です。人間、時間や動ける場所に限りがある以上、何らかのツールで他の人や団体とつながる機会を作ることは、現在必須のスキルだと思います。例えば、ソクドクのような弁護士で登録後すぐに独立したような人は、事前に個人的に各種サービスの登録しておくのが賢明でしょう。

注意を要するのは、登録しさえすればよい、というものではないということです。普通の人間関係でもそうですが、ギブアンドテイクです。便利な情報を入手してばかりで、自分から何か情報を提供できない人は、関係性の維持においてもマイナスだと思います。自分の人となりをしってもらうためにも、ちょっとでよいから情報発信をするのがマナーだろうし、有益だと思います。
そして、ブログでも、他のサービスでも、一定期間継続している、ということ自体に価値があるということです。
フェイスブックに登録しさえすれば、友人が増え、仕事がじゃんじゃん舞い込んでくる、というものでないのは当然です。どのような領域でも、信用を築くには、時間がかかること、そのためには継続的な努力が必要だということを、十分理解する必要があるでしょう。

そう考えると、実名主義であるからこそ、地道な活動が報われる世界になるのではないかと思います。
関わり方が、実社会のそれと、かなり似通ってくると思われるからです。
2chの良さも理解はしているつもりですが、やはり責任をもった発言は、自分を晒すことが基本ではないかと思います。発言に慎重さも生まれるし、その積み重ねによって新しい思想、考え方、モノが出来上がるのではないかと思います。顔が見えない、ということは、こういう仕事をしているからかもしれませんが、他人を攻撃するのには便利ですが、自分を守るには不利で、正直者がバカを見ることも多いような気がしています。
ネットで人格、名誉が傷つけられた、という相談は後を絶たないし、いろんなサイトを見ればみるほど、人間はこれほどまでに攻撃的で、無責任になれるのか、と残念に思うことが多いです。
そして、匿名だけれども節度をもって責任のある発言や関わり方をしている人が多くいるにも関わらず、その他の無法な人たちによって弊害が加速度的に大きくなってきているように思います。

フェイスブックは、これまでの日本のサービスの状況からすると、かなり異質なのかもしれませんが、徐々に浸透してきているという実感が私にもあります。
とりあえず情報の流し方に注意しつつ、登録して使ってみる、というのでも十分だと思います。
このブログを読むことが出来ている人は、フェイスブックのアカウントを登録することができる人たちだと思います。実名晒してまでお前と繋がりたくないわ、という人は気にしないでいただきたいですが、もしもう少し立ち入った話や議論がしたい、という人は、一度お試し頂ければと思います。お金もかかりませんからね。
友達申請があったら、基本的にOKしていますから、お気軽にどうぞ。

なお、知り合いの中には、まったくネットに関わろうとしない人、携帯電話すら持たない人もいます。
支払いも現金、連絡があるなら手紙を書く、ファックスを流す、固定電話でやりとりして待ち合わせればいいじゃないか、という人です。これはこれで、一本筋が通っていて、私はあまり時代遅れだとも思いません。
究極の意味で時代の最先端かもしれません。主義主張がきちんとあって、自分で主体的に物事をかんがられている人は、どんな形であれ尊敬できるものです。
中途半端な知識で、他人のふんどしで相撲をとっているタイプが、一番しんどいなと思います。
震災に対する意見もそう。原発事故に対する意見もそう。政治状況や社会問題に関する意見も同じで、少し注意深くなれば、いかにマスコミが真実を報道せず、政府や大企業が情報を隠し、有識者が有識でないか、がわかると思います。

私自身も、無責任にならないよう、まずは自己研鑽を続けながら、有益な情報を提供し、批判的な意見も含めて謙虚に拝聴し、関わり合いを深めていければと思っています。

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