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 前川 直輝

Author: 前川 直輝
最終学歴 京都大学法学部
司法修習 54期
カリフォルニア州弁護士
Maekawa国際法律事務所・代表弁護士
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カリフォルニア州司法試験・Essay対策について
日本時間でいよいよ明日から2019年Februaryの司法試験が全米で実施されます。
アメリカは日本とちがって年2回実施、回数制限もないということで自由ではありますが、受験料も高く、日本からの飛び込み受験の場合は渡航費・宿泊費、そしてお仕事されている方は有給休暇や引き継ぎの調整等、何かと大変だと思います。
皆様に良い結果が出ることを期待しています。

最近、EssayやPTについて、どう書いたら良いのか分からない、というご質問を直接いただくことが多いです。
私自身はBarBriのテキスト等は見ましたが、最終的にはひたすら過去問を「読んで」アウトラインを書く、最悪Issue(論点)を抽出する努力をするだけという作業を繰り返しました。
最初のうちは自信満々だったのですが、全くスコアが上がらないので、本当に悩んで困ってしまいました。
そうしているときに、以下の書籍に出会って、読むうちに文字通り何かが降りてきて開眼した覚えがあります。

Essay Exam Writing for the California Bar Exam

著者のMary Basickさんは、カリフォルニア州に弁護士登録されつつ、司法試験受験者への指導に長く携わっておられて、現在はLAにあるロースクールに所属されているようです。
さて、何が良かったか。

▼カリフォルニア州のBar ExamのEssayにフォーカスを当てていること。PTもMBEも対象にしていないし、他州を含むEssayの話をしているわけでもありません。

▼全科目について過去問から6つを用意、取り上げるべきIssue、対応するRule、Applicationと予想される結論(IRAC)をチャートで示してくれています。

▼過去問のうち、各科目1問目は、フルエッセイの模範例(これはおそらくCal Barのウェブサイトで公開されているSample Answerとは違うはず)が示されている。この例は、Overwhelmingではなく、分量としても日本人受験生が再現可能なレベルで読みやすい。

▼全科目につき、1枚で俯瞰できる論点目次と、主要論点につきトピックごとにRule Statementを箇条書き(テクニカルターム)で整理されたものがあり、分量が少なく、直前期の記憶ツールとして役立った。

▼全科目につき、上記の目次・Ruleの要点に対応した、詳細Outlineが用意されている。特に、テストで良く出題される、問われやすい箇所や、誤解しやすい箇所について囲み記事があり、とても理解に役立つ。

問題が古い(2000年以前のものもある)、最近の出題傾向に合わない、ルールのヌケモレがあるという話はありますが、主要な論点は触れられていますし、完璧でないとか、自分が覚えにくい箇所は、他のテキスト等を見て置き換えれば良いことです。
Essayの対策(それはPTも同じですが)の要点は、アプローチの仕方を確立すること、そして何より、問題文からどういうプロセスでIssueをピックアップするかです。
それはパターンや考え方があり、私の個人的な印象としては、日本のいろんな試験と少し考え方が違う気がします。
今みてみたら、Kindle版もあるようで、便利になったものですね。

時間があれば、BarBariのConviser Mini Review(CMR)は2,3年前のものでも十分ですし、一般的に受験生が参考にしている情報で信頼はできます。ただ、分量が私には多かったのです。
他には日本人ノートが出回っていますから、それが活用できる方はご利用になればいいでしょう。Wordで加工がしやすいといったメリットもありますよね。
なかなか予備校に行けない、時間が取れないが、どうも取り組み方がイメージできず困っているという方には、考え方が学べるコンパクトな良い書籍だと思います。

もし受験歴がある方であれば、過去のご自身の答案を、初受験にむけて準備中の方ならご自身作成の答案を、それぞれ拝見できれば、私からの具体的な意見、アドバイスがお示しできると思います。
当事務所のHP表示のメールアドレスからアクセスいただければ、私が拝見して折り返すように致します。

どんな試験でもそうですが、向かうべき方向やゴールがつかめなければ、なかなかクリアするのに時間がかかってしまいます。私自身は優秀な人間ではないですし、模範的な受験生ではないですが、日本から直接受験される方のリソースが、諸事情により限られた状況にある中で、少しはお役に立てるかもしれないと思っています。
これに限らず、色々な質問あれば、どのようなレベルでも、お気軽にお問い合わせください。
メールか、Facebookが確実です(自己紹介のメッセージいただければ原則として承認しています)。

Maekawa国際法律事務所
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