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 前川 直輝

Author: 前川 直輝
最終学歴 京都大学法学部
司法修習 54期
カリフォルニア州弁護士
Maekawa国際法律事務所・代表弁護士
https://maelaw.jp/

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医者と弁護士〜肺移植医のドキュメントを見て
最近は特に、テレビを見る時間が減りました。ずいぶんなテレビっ子の自分がこんなふうな生活になるとは思わなかったですが、仕事に私生活に、やることがたくさんあるということは良いことでしょうね。

人気の番組ですが、私は情熱大陸が好きです。
年度末、各社お忙しいですが、法廷弁護士は幾分かは余裕ができるので、肺移植医の大藤医師の情熱大陸を見ました。

もちろんテレビだから、良い話しか示さないわけだけれど、やっぱりすごい仕事ですね。お医者さんっていうのは。
近しい人にも医師がいますが、大変な仕事です。人の身体にメスを入れ、臓器を触ったり、とても自分にはできない。
同じ仕事として、弁護士と並べられることがありますけれど、お医者さんには比べられないですね。
生き死にや人の身体に直接関わる医師の仕事は、血などが嫌いだというのもあって、とても自分には務まらないと思います。

移植医療は、ドナーを見つけることが一苦労、良質な医師に手術してもらうのも一苦労、何より術後が大変。
他人の臓器が自分のものとしてフィットするというのは奇跡の出来事だと聞いたこともあり、その苦労は筆舌に尽くしがたいことです。
弁護士をやっていると、お医者さんには煙たがられるとは思うし、医療訴訟のリスクというのは無視できなくなってきます。しかし、医療技術の進歩は、リスクとの隣合わせですから、人の命や身体は実験台であってはいけないというものの、医療の限界線、基準線の引き方はとても悩ましいものであると思います。

大藤医師の恩師からの言葉が紹介されていました。
「将来一人でもいいから、あんたがおったから助かった、他のだれでもない、他の外科医じゃなくてあなたいたから助かったという患者さんが一人でもいたら、君の外科医人生は大成功、逆に外科医になった意味があったと思いなさい。」

志と、倫理観と、高い技術を維持するたゆまぬ努力。
これらは、医師でも、弁護士でも、必要なものに違いありません。
大藤医師の実に穏やかな表情が、印象的でした。
大変なストレスが続くでしょうが、私自身も同じようにやりがいを感じ、目の前の人のために頑張りたい、そう思うことができた番組でした。
周りの人たちへの気遣い~点字ブロックを意識しよう
米国での受験のドタバタで更新をさぼっておりました。
年度末に差し掛かり、バタバタはしておりますが、法廷期日は徐々に減ってきます。
裁判官の異動時期でもあり、裁判の期日が入りにくくなるので、法廷業務を主とする弁護士は若干余裕が出てくる季節でもあります。

さて、ある朝、出勤時に駅のホームで電車を待っていたときのこと。
向かい側のホームで、視覚障がい者の方が杖をつきながらホームを移動されていました。駅には勿論点字ブロックがあって、それをたどりながら歩いておられます。
ただ、彼の先には何人か、点字ブロック上に立つサラリーマン、部活の荷物を置く学生、おしゃべりをする主婦が3,4人間隔を空けて立っていました。
当然、杖をついて歩く彼はそれが分かりませんから、杖で立っている人の足を叩いたり、身体がぶつかったりします。

私が悲しかったのは、ぶつかったりしたときに、ぶつかられた側の人間が不快な顔をして変なものを見るかのような態度だったことです。
杖をついて歩く彼は、もちろん無茶に振り回したりしておらず、極めて慎重に足を運んでいたわけです。
そして、点字ブロックの上を占拠する人々の方こそ謝罪すべきなのに、ぶつかる度に彼の方がすみませんと頭を下げていました。
本当に心が痛みました。また、自分が反対側のホームで何もできなかったことを辛く感じました。

点字ブロックは、「視覚障害者誘導用ブロック」と呼ばれる物だそうです。
試しに検索してみると、(財)安全交通試験研究センターというのがあって、そのホームページによると岡山のとある発明家の方が発案したものだそうですね。
私も確か小学校、中学校あたりで、学校やテレビ番組などで、点字ブロックは目の見えない人にとっての道標だから、荷物を置いたり邪魔したりしたらだめだよ、と言われて初めて知りました。
それ以来、どこの場所でも、点字ブロックの設置されている場所は、自分自身が邪魔をすることは絶対にしていません。駅や道路でそれを周りに言ってまわるほどの度胸はありませんが、実際に視覚障がいの方が近くに来られたら、どけるように周りの人に注意喚起することはたまにあります。

駅のホームなどでは、杖をつきながら歩く人がいたら、周りの人は邪魔にならないように避ける人もいますし、場合によっては声をかけて手助けが必要かと確認するような立派な方もいます。
ただ、多くの場合、不自由を感じない私たちは、列をなして電車を待つときに、少しでも前に立ちたいと思って点字ブロックの上に立ったり、意識もせず荷物を置いたりしていると思います。

試しに、目を閉じて生活してみたらいいのです。
家を出て、駅まで到達できるか。駅に到達したとして改札を通れるか。改札を通ったとして、電車に乗り込めるか。
普通に考えて、その道程で、点字ブロックが果たす役割はとても大きいのです。

冒頭の光景で何より残念だったのは、「健常者」の人間たちが周りの人たちの「違い」に意識をしたり配慮していないこと、そして気がつかないというだけにとどまらず、自分自身の空間をあたかも邪魔されたかのように不愉快な態度を示していたことです。そして彼らのほとんどは、スマートフォンをいじっていて、近づいてくる彼に気が付きもしませんでした。
その心の余裕のなさ、配慮のなさに、とても心が傷んだのです。

障がいと言われる形は様々ですから、何も視力の問題だけをピックアップすべきではありません。
それは違いでしかなくて、優れているか劣っているかの問題ではありません。
例えば、トイレで男女が性差によって分かれているように、車椅子用のトイレが設置されていたり、たとえば赤ちゃんを連れて移動するお父さん・お母さん向けの個室が用意されたりしているのです。
ところが、取り立てて不自由がない人たちの方が、無知であったり配慮が行き届けられないために、ただでさえ不自由を感じている人たちに、さらに肩身の狭い思いを強いて、不便を強いるというのは、思い遣りの欠片もない態度だと言わざるを得ません。

私だっていつでもどこでも配慮が行き届いた人間ではありません。イライラしていたり、考え事をしていたら、注意が及ばないことだってあります。
でも日常の基本的なスタンスとして、お互いの「違い」をしっかり理解して、その違いに対して社会がどのような仕組みになっているのか、それについて自分たちがどういう態度で接する必要があるのかをしっかり考えて、行動に反映するということが大事だと思います。

点字ブロックに対しては、視覚を補助するものだという目的もありながら、例えば高齢者や足に不自由がある人たちにとっては不便な段差になっていることがあるとかいう指摘もあります。
ただ、少なくとも駅のホームや道路・歩道といった場所は、とても危険なところなのですから、最大限配慮をするべきではないでしょうか。
「健常者」は、心も健常であることが求められていると思います。

お互いに気持よく生活するために、点字ブロック、見直してみませんか。
2013年の当ブログ読者は何に関心を持ったか?~年間検索キーワード
2013年・平成25年も終わり、1月6日から仕事始めです。
文書に「2014年」とか、「平成26年」と書くのに、なぜだかおっかなびっくりです。

さて、昨年は繁忙などもあり投稿にむらがあったにも関わらず、多くの方が当ブログを訪問し、閲覧してくださいました。
厚く御礼申し上げます。
簡易なアクセス解析をしてみて、読者層や関心事について確認してみました。

検索キーワードのトップ10は次のとおりです。ただし10位はその他と出るので、実際は9つですね。

1位【弁護士 話し方】
2位【弁護士 話し方 豊かな言葉】
5位【豊かな言葉の使い手 弁護士】
7位【弁護士の話し方】

→これは小学生の教科書で「豊かな言葉を使う」という単元が設定されていて、その関係で様々な職業について調べる課題があったのが主たる要因のようです。多くの生徒、保護者、教師の皆さんがフィードバックをくださいました。私も言葉の使い手の端くれですので、励みになります。

3位【弁護士 独立】
→私が独立開業したときの体験をシリーズで書いてあるので、開業を検討している方、開業準備中の方が閲覧してくださっているようです。今年で当事務所も設立丸8年、9年目を迎えるということで、開業時点での経済状況、業界の状況は現在と大きく異なると思います。
 ただ、何度も申し上げているとおり、弁護士として何をしたいか、何をすれば堅実に経営していけるかの解には、変わらぬ根本原則があるように思います。もちろん、ビジネスですから、時機に合った戦略をとるべきですが、他方で、法律事務所として他に代え難い、変わらぬ価値とは何かを、常に模索していく作業も重要だと思います。
 その思いは、年々強くなるように感じています。

4位【司法修習生 ブログ】
→私もそうでしたが、現役弁護士のブログというのは、弁護士の卵の皆さん、弁護士を職業として選択肢に入れている皆さんに多く読まれます。
 新人弁護士の採用側として履歴書の書き方や、司法修習生・司法修習のあり方について何度か触れていますから、それらの情報が参考にしていただけているのかもしれません。

6位【macbook air で13インチ、ssdをアップグレードすることをお勧めします。】
→意外ですが、Appleのノートパソコンに関する検索キーワードで辿り着く方も相当いらっしゃるようです。
 私自身、事務所の基幹パソコン・システムは今でもWindowsですが、個人的にはMacBook AirやiPad, iPhoneなどを愛用していますので、体感としては半分以上Appleユーザーです。過去辛酸を嘗めていたMacを知っている者としては、今やノートブックパソコンのトップセラーがMacBookだというのには、時代が変わった、ジョブズは偉大だったという思いをあらためて抱きます。
 もう長く使っていますが、弁護士業務を遂行する上で、とても使い勝手がよく機能的で、かつスタイリッシュで仕事をやる気にしてくれます。特に13インチの最新版はバッテリーの持ちも改善されましたので、今のところラップトップのベストバイではないかと思っています。

8位【スタンディングデスク】
→オフィスでスタンディングデスクを個人的に使っていることで、検索されている方が多いようです。
 これがキーワードになるということは、スタンディングデスク自体に高い関心が持たれているということでしょうね。
 年末はバタバタして疲れもたまり、ほとんど普通に座って仕事していましたが、元気なときは立って仕事をしていますし、今このブログを書いているときも立っています。
 ずっと立ちっぱなしも辛いし、それはそれで身体に良くないと思いますので、時間や体調によって高さを調整できる機能を付けておいたのは正解だったと思います。

9位【カリフォルニア州弁護士】
→弁護士・弁理士の方に、日本の有資格者ならアメリカのロースクールを卒業しなくても受験資格があるということで、高い関心を持たれているようです(ただし、弁理士の方は、Registrationを一定時期までに済ませている方は問題ないですが、無制限に資格があるわけではないようなのでリサーチをしてください)。
 仕事をしながらの学習はなかなか大変ですし、本試験はカリフォルニア州に行かなければならない、時差もあり、言語が英語ということで、日本で準備をするのは容易なことではないと思います。ただ、結果はどうあれ、国際取引、米国法に関心がある方は、トライしてみて損はしないと思います。
 早く合格して、合格体験記を書けるようになるといいですね。


こうして見てみると、なかなかニッチなテーマで関心を寄せていただいていると思いますね。
別に意識したわけではなくて、関心事が自然とそうなったということですから、それが少なくない人たちにも共有されているということは、素朴に嬉しく思います。

筆者自身としては、いずれも過去に時間をかけて準備した記事、テーマに関心が集まっていて、それはつまり最近はしっかりした記事が書けていないということだと反省しています。
更新頻度も気まぐれで、少なくとも試験が一段落しないと時間が割けないと思いますが、ずっと放置されてしまうことだけは避けようと心がけています。
今年も懲りずにご愛顧いただければ幸いです。
新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
旧年中お世話になったすべての方に、感謝致します。
年賀状は勝手に失礼しておりますので、例年どおり本ブログにて御礼申し上げます。

年末年始は、たまに特番を見ながら、外出もせずに自宅で英語のテキストを読み漁る日々でした。
それでも、自宅に長くいると、家族とも触れ合う時間が増え、手料理も楽しめますので、それはそれで十分楽しく過ごせました。何より、睡眠はきちんととれましたし、体力気力ともに回復しましたね。

今年の抱負などと大それたことは申し上げられませんが、とにかく健康第一で、毎日を大切に過ごしたいというのに尽きます。カリフォルニア州司法試験にも合格したいし、仕事も数多くこなして、堅実に経営をしていきたいですが、成果は自分が努力しなければ絶対についてこないと思います。
まだまだ30代だと過信し、昨年は睡眠時間を削って無理に仕事をする機会も多かったですが、日々安定して高いパフォーマンスを維持するのが専門家、フリーランスとしてあるべき姿だと自戒しています。
そのためにも、風邪など体調を壊すことなく、其の時々でやるべきことに集中していきたいですね。

新人だった川合弁護士も若葉マーク(などというものはないのですが)から、2年目に入ります。
彼女は既に戦力として活躍してくれていますが、より一層の飛躍を遂げられるよう、私たちパートナー自身も切磋琢磨していきたいです。

所員一同、1つずつのご依頼を丁寧に扱い、実直に業務に邁進したいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
SNSでの書き方~FacebookやTwitterでの炎上
皆さんの連休イベントを写真で眺めながら、オフィスで過ごす日曜日。連休の谷間でも、この後の予定を考えて働いていることもあります。自由業といえば聞こえがいいですが、自由だから楽ができると勘違いしちゃいけませんね。

さて、最近のブログやツイッターの炎上などとの関係で、自分が複数友人と話していて思ったこと。

例えば、自分は勤務弁護士とはFacebookで繋がっていません。若い後輩の日常を覗くほど悪趣味じゃないし、知らない方が良いことが多いだろうからと、相手からアクセスがあれば拒みませんが、こちらからは繋がらないようにしています。

ただ、私は、しばしば彼女の仕事ぶりについて投稿をしています。私の友だちになっている人から、頑張ってますね、などと言われたからか、彼女が興味を抑えきれず、私の友だちの皆さんに、私がどんなこと書いているのか見せてもらったことがあると、この間ききました。
それを見てどう思ったのか、なんてことも無粋なので聞かないですが、特段文句はなかったようです。

自分が心がけていることは、いくつかあります。
他人に関してする発言は、どんな場所であれ、本人にも面と向かって言えることしか、しない。匿名で発言するということはしないが、仮に機会があったところで、実名でするときと変わらない口調や内容ですると思います。

思っていることを正直に書く。
内容を正確に伝えることを考えて、中身以上に何かを見せようという欲を持たない。
人は褒めてなんぼであって、悪いと思うことは本人に言えばいい。
何より、自分が他人からどう見られる可能性があるか、複眼的に観察しておく。

もちろん私の意見や投稿に異論がある方、不愉快になる方はいるでしょうが、このポリシーを守る限り、人を理由もなく不愉快にさせることはないだろうし、結果には責任が持てると思っています。

私がよく書いているテーマは、例えば、共同経営者が優秀であること、勤務弁護士が熱心に頑張っていること、スタッフが有能であること、お客さんや友人の縁に恵まれていること、奥さんが可愛くて良くできた人だということなどです。
どれも本気でそう思っているので、何度も書けるし、本人にも何度も言います。
半分冗談で、褒めすぎて気持ち悪いと言われることがあるけれど、良い言葉は他人も自分も、意識を良い方向に向けてくれるし、考え方や行動を変えてくれます。

せっかく、数多くの人と交流できる機会が持てるのですから、プラスになるような関係を築きたいものですね。